薔薇に恋したお月様
…激動の中世フランスを生きたルイ11世&王太子時代の妃マルグリットへ捧ぐ愛。
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フランス国立クリュニー中世美術館館長によるレクチャー
「貴婦人と一角獣」展の続き話ですが…
イベント講演会:エリザベット・タビュレ=ドゥラエ
「クリュニー美術館と《貴婦人と一角獣》タピスリー
(Le musee de cluny et La tenture dela Dame a la licorne)」

へも行って来ました。
平日でしたが、やはり初日だからか?
気合の入った方々が長蛇の列…並んで、やっとこさ入れました;
クリュニー中世美術館の館長であらせられるタビュレ=ドゥラエ女史
によるお話が伺えるとあって興味津々。・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・
会場内も皆さんの期待と熱気で包まれておりました☆
スライドで15世紀のライン川で制作されたタピスリーと比較したり…
やはり五感のタピスリーは秀逸です!!!


当たり前…と言うべき事ですが、やはり小説『貴婦人と一角獣
』は
トレイシー・シュヴァリエ女史による創作なのであって、展示会の解説にも
タピスリーの注文者は、ジャン4世(本家)ではなくアントワーヌ2世(分家)
の説を濃厚に支持…ニコラ・デジノサンがデザインしたのではなく、
サントシャペルのステンドグラス(西の薔薇窓)を担当した
「アンヌ・ド・ブルターニュのいとも小さき時祷書の画家」
と呼ばれる芸術家ではないか?と説明されています。
ところで一角獣と二分する動物代表としてのライオン(Lion)は
やはりリヨン(Lyon)の貴族ってのをもじったのでは?と…
わはは、今年のNHKテレビ「フランス語会話」でも
舞台がリヨンで(語呂合わせで)街のシンボルはライオン
とスタート時に語られていましたっけ♪


最大の謎とされる第六感のタピスリーに書かれた文字
「I」は“ジャクリーヌ(J)”のイニシャルでは?との話題があり、
当時はI=Jだったそうなのですが…初耳(中世のフランス語は
現代のとは違うんですねー)。
イベント講演会:エリザベット・タビュレ=ドゥラエ
「クリュニー美術館と《貴婦人と一角獣》タピスリー
(Le musee de cluny et La tenture dela Dame a la licorne)」

へも行って来ました。
平日でしたが、やはり初日だからか?
気合の入った方々が長蛇の列…並んで、やっとこさ入れました;
クリュニー中世美術館の館長であらせられるタビュレ=ドゥラエ女史
によるお話が伺えるとあって興味津々。・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・
会場内も皆さんの期待と熱気で包まれておりました☆
スライドで15世紀のライン川で制作されたタピスリーと比較したり…
やはり五感のタピスリーは秀逸です!!!
当たり前…と言うべき事ですが、やはり小説『貴婦人と一角獣
トレイシー・シュヴァリエ女史による創作なのであって、展示会の解説にも
タピスリーの注文者は、ジャン4世(本家)ではなくアントワーヌ2世(分家)
の説を濃厚に支持…ニコラ・デジノサンがデザインしたのではなく、
サントシャペルのステンドグラス(西の薔薇窓)を担当した
「アンヌ・ド・ブルターニュのいとも小さき時祷書の画家」
と呼ばれる芸術家ではないか?と説明されています。
ところで一角獣と二分する動物代表としてのライオン(Lion)は
やはりリヨン(Lyon)の貴族ってのをもじったのでは?と…
わはは、今年のNHKテレビ「フランス語会話」でも
舞台がリヨンで(語呂合わせで)街のシンボルはライオン
とスタート時に語られていましたっけ♪
最大の謎とされる第六感のタピスリーに書かれた文字
「I」は“ジャクリーヌ(J)”のイニシャルでは?との話題があり、
当時はI=Jだったそうなのですが…初耳(中世のフランス語は
現代のとは違うんですねー)。
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フランス国立クリュニー中世美術館所蔵「貴婦人と一角獣」展へ!

ありったけの気合を込めて…初日に出掛けて参りました♪
(にも関わらず、今頃になってのブログ更新で申し訳ありませんー;)
オープン時に並んで入った美術展なんて生まれて初めてかも?

まず一声、
「でかした!国立新美術館!!
タピスリーの飾り方が秀逸!!!」
…本当に心から思います。
実際どんな感じなのかは是非に足を運んで頂ければ、と。
なんて書くと意味不明なので…ええと、背景を黒にして
より色彩を際出させ、尚且つ広いスペースを取って
冒頭に配置(メインっぽいよ!当たり前じゃん、と言われるかも
しれませんが、コレもしBunka○uraとかだったら、やたら人が混む変な場所に
魅力のない照明で何が主役だか分からない様な感じにしちゃうのではないかと危惧^^;)
真ん中に立てば6枚全てを見渡せる、遠近あらゆる角度で味わえる寸法。
ただ、タピスリーの表面(avers)しか見えないので
光が当たってない分オリジナルの色がそのままらしいとの話である
裏面(envers)だけは分からない…今度、フランスへ戻ったら
新しい展示方法になるのでしょうが、どうなるのか?ちと期待☆
同時代のタピスリーも展示されていますが、
やはり「貴婦人と一角獣」は特別な雰囲気…
A《触覚》Le Toucher
B《味覚》Le Gout
C《嗅覚》L'udorat
D《聴覚》L'Ouie
E《視覚》La Vue
F《我が唯一の望み》Mon seul desir(五感を超えるもの?)
紋章(Armoiries)や背景のLes fonds de mille fleurs(千花文様)も美しい。
《嗅覚》左上の怒っている?表情に見えるウサギ(多産の象徴)がカワイイv
高精細デジタルシアター「貴婦人と一角獣へのオマージュ」が非常に
よく出来ているので必見!ちなみに流れているBGMなどの情報は↓
【音楽】
・「天国のやさしい風がわたしの魂を導く」ギョーム・デュファイ(アンサンブル・アレゴリー)
・「バス・ダンスとトルディオン」(アンサンブル・シンタグマ・アミーチ)
・ダルツァのリュート曲集
・「わたしは歌おう 激しい恋心から」(ディマボルス・イン・ムジカ)女吟遊詩人たち
【引用文】
マルテ・ラウリス・ブリッケの手記
…《味覚》は鷹ではなく鸚鵡では?^^;
小説『貴婦人と一角獣』ではインコっぽかったですが。
その他、感想なぞ↓
<目録>より
12《聖女バルバラ》
…ずっと「塔」を持ってる聖人は何者?と
思ってたのですが、彼女だったのですね。
とても可愛らしい像に見入ってしまいました。
28《王の紋章の入ったメダイヨン》
ルイ11世による聖ミカエル騎士団の頸飾
(ウチのサイト的には実は最も大切なのでは?な展示物ですわね~)
…よく夏海さんが引き合いに出していた「恋結び」の貝とはコレか!

※図録より参照↑
36《算術》
てっきり女性も当時から活躍してるのよ的な図なのかと
思いきや、16世紀ぐらいのよくある表現で
この女性=算術を擬人化したキャラだそうなのです。
んー?何かソレって現代日本に通ずる???なーんて;
他にも「15~16世紀 女性のファッション(フランス・ネーデルランド)」
についての記載など、好きな人には興味深い内容ばかりでしたよ。
さほど多くない展示物の量なので、疲れず
良心的…なのですが、じーっくり着目しまくって
実に満足な疲労感。会期中に再び訪れる予定!
<おまけ>
国立新美術館内のレストラン&カフェで
作品に因んだ特別メニュー展開中↓

魅惑の中世フランス(日仏会館イベント)
現在、国立新美術館で開催中の「貴婦人と一角獣」の
大ヒット(してるようですよ…連日、賑わっていますもん♪)
を受けて、以下のイベントがあるそうですよ↓
日仏文化講座 ≪日仏会館90周年記念企画≫
中世プロジェクト「中世の誘惑」
日時:2013年06月08日(土曜) 10:00 - 17:00
会場:日仏会館(ホール)
【公式サイト】⇒ http://www.mfjtokyo.or.jp/
「日仏会館」と言えば、ちょーど去年の今頃
通っていた自動車学校(教習所)の近所にあり、
たまーに寄り道しちゃったりなんかしてました( ̄▽ ̄)
思った以上に“日本人の中世ヨーロッパに対する憧れ”は
世間一般でも大きい模様…それならば、もっとルイ11世(若しくは
ルイマル!)など、歴史へも興味を広げて下さらないかな~?
と期待する今日この頃だったりします☆
大ヒット(してるようですよ…連日、賑わっていますもん♪)
を受けて、以下のイベントがあるそうですよ↓
日仏文化講座 ≪日仏会館90周年記念企画≫
中世プロジェクト「中世の誘惑」
日時:2013年06月08日(土曜) 10:00 - 17:00
会場:日仏会館(ホール)
【公式サイト】⇒ http://www.mfjtokyo.or.jp/
「日仏会館」と言えば、ちょーど去年の今頃
通っていた自動車学校(教習所)の近所にあり、
たまーに寄り道しちゃったりなんかしてました( ̄▽ ̄)
思った以上に“日本人の中世ヨーロッパに対する憧れ”は
世間一般でも大きい模様…それならば、もっとルイ11世(若しくは
ルイマル!)など、歴史へも興味を広げて下さらないかな~?
と期待する今日この頃だったりします☆
アイディア賞!?ですね…☆
「朗読劇」なんてジャンルがあるのかぁ…へー、面白そ♪
って、今年は珍しく演劇づいてたので知ったのですが
『まおゆう
』…DQ
とか好きな人には興味深い内容かもしんない。
って、今年は珍しく演劇づいてたので知ったのですが
『まおゆう
テーマ : 2013年放送 テレビアニメ - ジャンル : アニメ・コミック
馬上の旗持ち騎士に惹かれて…
「アンテノール(antenor)」
【公式サイト】⇒ http://www.antenor.jp/
の夏季限定「デザート・フリュイ(フルーツ・ゼリー・ババロワ)」を購入↓

見た目も美しく、果物をふんだんに新鮮なまま封じ込めた
透明の綺麗なゼリーを載せたババロワ♪
…わぁん、私の好きな物を全て凝縮してくれちゃいましたね~(〃д〃)
他に苺のパイ?みたいなのもあったんだけど、帰りに寄った際は既に完売状態で;;
5月末までの販売らしいから人気あるのかも?
恵比寿の写真美術館で開催の「アーウィン・ブルーメンフェルド美の秘密」
へ行こうと、友達と待ち合わせする前に少し時間の余裕があったので
アトレ内をグルグル巡っていたら…いつの間にやら食品街の
ショップ変わってたんですねー!?(って以前ケーキを買ったの
かなり大昔だったので、単に私が気づかなかっただけですが;)
神戸のお菓子屋さんかぁ…流石オシャレな雰囲気!
店員さんが物凄く感じが良かったので、今後も御贔屓したくなりました☆
【公式サイト】⇒ http://www.antenor.jp/
の夏季限定「デザート・フリュイ(フルーツ・ゼリー・ババロワ)」を購入↓

見た目も美しく、果物をふんだんに新鮮なまま封じ込めた
透明の綺麗なゼリーを載せたババロワ♪
…わぁん、私の好きな物を全て凝縮してくれちゃいましたね~(〃д〃)
他に苺のパイ?みたいなのもあったんだけど、帰りに寄った際は既に完売状態で;;
5月末までの販売らしいから人気あるのかも?
恵比寿の写真美術館で開催の「アーウィン・ブルーメンフェルド美の秘密」
へ行こうと、友達と待ち合わせする前に少し時間の余裕があったので
アトレ内をグルグル巡っていたら…いつの間にやら食品街の
ショップ変わってたんですねー!?(って以前ケーキを買ったの
かなり大昔だったので、単に私が気づかなかっただけですが;)
神戸のお菓子屋さんかぁ…流石オシャレな雰囲気!
店員さんが物凄く感じが良かったので、今後も御贔屓したくなりました☆
ルイ様は偉い人!
「ルイさんはエライひと」なんて書こうものなら
即座に「エロイひと」と茶々が入りそうですな…;
エート、ちょっと真面目に。
>ヨーロッパでは、その領土の住民は国王の所有物
>人民は家畜同然という状態でしたが、ルイ11世(1423~83)
>という国王が出てきて、彼以降は、国家は国民の世話をし、
>教育を与えて保護する。色々な福祉施設を作るという
>「国民国家」としてフランスは再建したのです。
と、歴史とは全く関係ない本に
いきなり彼の偉業が書かれていたので
ビックリしたのでした☆
ベタ褒めされてますよッ(*゚▽゚*)
そして、本当に実感してしまうんですが、
歴史ってのは事実とは言い切れず、一部の勝者が
自分達に都合良く書いている訳で…素晴らしい功績の人には
悪口がついて回って来るものなのね;;
ルイの場合は、そーゆうのひっくるめて
どーんと来い!ってタイプだといいな(ってゆか、そんな気がする)
ちなみにタイトルは「だるまさんがころんだ」の神奈川版?
「乃木さんは偉い人」より…横浜にお住まいのアミノさん
ブログ「不良熟女のjazzy days」(過去ログ)で初めて知りました~♪
即座に「エロイひと」と茶々が入りそうですな…;
エート、ちょっと真面目に。
>ヨーロッパでは、その領土の住民は国王の所有物
>人民は家畜同然という状態でしたが、ルイ11世(1423~83)
>という国王が出てきて、彼以降は、国家は国民の世話をし、
>教育を与えて保護する。色々な福祉施設を作るという
>「国民国家」としてフランスは再建したのです。
と、歴史とは全く関係ない本に
いきなり彼の偉業が書かれていたので
ビックリしたのでした☆
ベタ褒めされてますよッ(*゚▽゚*)
そして、本当に実感してしまうんですが、
歴史ってのは事実とは言い切れず、一部の勝者が
自分達に都合良く書いている訳で…素晴らしい功績の人には
悪口がついて回って来るものなのね;;
ルイの場合は、そーゆうのひっくるめて
どーんと来い!ってタイプだといいな(ってゆか、そんな気がする)
ちなみにタイトルは「だるまさんがころんだ」の神奈川版?
「乃木さんは偉い人」より…横浜にお住まいのアミノさん
ブログ「不良熟女のjazzy days」(過去ログ)で初めて知りました~♪
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